son of the cheese

好きなブランド何?って聞かれて
すぐに答えられないんですよね
古着育ちというのもあり、決まったブランドに固執することがあまりないです

ただ、デザイナーの思想や生き方に感銘を受けたり、共感した時、そのブランドの服がまた違った見え方がして、好きになる。という経験はありますよね

セレクトショップで働いているので、最近その感覚が多いです

その感覚で服を選ぶと、愛着も沸くし、なんだか身体に馴染む気がします
服を、より身近に感じられるのかも知れないです


というのもson of the cheeseのデザイナー、山本海人さんを知って、そう思った次第です




始まりはトレーラーハウスから
アパートを借りるよりも安上がりだから、
という理由から住み始め、その物珍しさから最初はスケーターの溜まり場だったが、徐々に雑誌などの撮影で使われるようになり、知名度が上がっていった
大学時代をアメリカで過ごしていた時にグリルチーズのサンドイッチに出会い、日本でも食べたいという思いから、サンドイッチ屋をやるのが夢になる。そのお店のスーベニアとしてアパレルをやれればいいというスタンスだったが、サンドイッチは権利関係で直ぐには形にならず、順番は逆になったが、アパレルをつくることを始める


今ではサンドイッチ屋「BUY ME STAND」と蕎麦とお酒と麻雀が楽しめる「Sober」を立ち上げ、ディレクションしている


多岐にわたる彼の事業は彼の生き方そのもので、「自分が好きなものを形にする」「思いついた事を行動に移す」この哲学に、彼のコミュニティや、ディレクション能力が相まって、今の状況があるのだと思う


僕はその生き方が洋服に滲み出ているようで、見て、着て、過ごして、とても楽しい

「この服はこういうお店に集まった、こういう人からインスパイアされたんだろうな」といった、想像を掻き立てられるものばかり

ブランドイメージに捉われない物づくりは、ラックに全て掛けると、その自由さは見た目からも明らかで、2nd原宿店でも異彩を放っています


自由な生き方をしたい、そんな考えをお持ちの方は、サノバチーズの袖を通した時に、心地良さを感じられるかもしれません



ちなみにson of the cheeseの直訳は「チーズの息子」ですが、スラングで「お金」の意味

彼がチーズもお金も好きだからという理由で付けたブランド名にもその自由さが伺えます



ここで僕のオススメをご紹介

まだまだお店にはありますが、、、

人を知ってから、その人のプロダクトを見て、買う。
そんな買い物もたまにはいいのでは

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